プロの元世界チャンピオンがアマチュアに挑戦!!

プロの4冠の元世界チャンピオンの高山勝成 アマチュアデビュー

 日本では初めてになる元プロの世界チャンピオンにしてアマチュア登録が認められた高山勝成選手(36歳)が7月のアマデビュー戦を迎える。6月24日、大阪市内のアマチュアボクシングの天神ジムで練習をメディアに公開した。「自分一人ではここまでこれなかった。応援してくれたすべてのみなさんに感謝しています。そして試合を本当に楽しみにしている」と抱負を語った。

この日はシャドーや中出博啓トレーナーのミット打ちで36歳とは思えない敏捷な動きを見せた。構えをプロの時とは少し変えてややアップライトにしたあたりはアマ対応のスタイル変更といえる

 主要4団体の世界ミニマム級ベルトすべてを日本のプロとして初めて手にした高山選手は、16年6月に獲得したWBO王座を返上してプロは引退した。その後東京五輪出場を目指して、当時は認められていなかったアマ登録を色々な活動を行い2年がかりで果たした。現在愛知県の名古屋産業大学3回生の高山は、授業を休んで試合に備えている。

注目のアマ第1戦は7月6日から始まる全日本選手権と国体の愛知県予選。16年のプロ生活の大半をミニマム級で戦ってきた高山が、五輪では最軽量となるフライ級でどこまで対応できるか、体格の違いを克服できるのかまだ未知数である。

 高山選手は「何が起ころうと自分を信じてやっていく。決まった試合すべてを全力でしっかり勝っていかないといけない。3分3ラウンドに自分のすべてを注ぎ込む」と自身のに言い聞かせるかのように話していた。

ワイルドビートボクシングスポーツジム 大阪|豊中 


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