日本時間7月20日 中谷選手がIBFライト級挑戦者決定戦(米国)

 7月19日(日本時間20日)に米国オクソンヒルでIBFライト級挑戦者決定戦に臨む井岡ジムの中谷正義(ライト級3位)。米国テオフィモ・ロペス(同級4位)との試合に向けて所属する井岡ジムで調整を行っている

相手の勢いにのまれないようにとスパーリングでも意識しながら動いている。

対戦するロペスはトップランクが期待をかける新鋭の21歳。アマチュア時代のリオ五輪に出場した経歴を生かし、プロ入り後は13連勝中(11KO)と期待のホープである。特にここ数戦はディエゴ・マグダレノ、エディス・タットリメイソン・メナードと実績のある相手との試合でインパクト抜群の倒し屋ぶりを見せている。

 そんなロペスと戦う中谷(18勝12KO無敗)はOPBF王座を足かけ5年で守ること11度。中谷も30歳となり、経験を積み落ち着いて試合に向き合うことができるようになってきた。

「周囲の評価はすごいですけども、これまでチャンピオンや世界レベルの選手をいろいろと見てきた中では、それほど」とロペスの映像を見た感想を語る。

「ま、ロペスは勢いがありますからね。それにのまれへんように。あと僕が海外のリングで普段通りに自分を出せるのかも重要になりますね」とコメントしており試合まで約2週間と迫ってきたが、「ここまでは大丈夫です」と自信の笑顔ものぞかせた。 強敵ロペスを破れば念願の世界王座にグッと近づく。王者リチャード・コミー(ガーナ)が先日行った初防衛戦も見ていないのは、目の前のロペス戦に集中したいから。「1ラウンドから勝負していきますよ」と中谷。メキシコから招いたパートナーを相手にしたスパーリングでは、キレのある左ジャブ、ボディアッパーを打ち込む練習に磨きをかけていた。

一行は7月14日に日本を発つ予定だがいざ海外で面食らうことが極力ないように、様々なシチュエーションを想定しているようだ。

 

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