8月24日は田中恒成選手のWBOフライ級V2戦

実力派の3階級制覇チャンピオンの田中恒成が8月19日、WBOフライ級王座の2度目の防衛戦に向けて名古屋市内のジムでで公開練習を行ったようです。チャンピオンの田中恒成選手は8月24日、武田テバオーシャンアリーナで挑戦者1位ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)を迎えての防衛戦となります。

調整は順調にいっていると田中選手と畑中会長

 通算8度目の世界戦で対戦することになった初めてサウスポー相手の対策としてフィリピン人二人のパートナーを招き、スパーリングを重ねて対サウスポーに備えてきた。減量の影響と疲労のピークからか、ややかすれ声のチャンピオンは「問題ないです」と短くて力強い応えが返ってきた。

 3階級制覇を達成した昨年9月の木村翔(青木)、3月の田口良一(ワタナベ)は、ともに元チャンピオンでガッツのあるファイタータイプの選手だった。この両者に対し、田中はボクシングでさばくのではなく、どちらかといえばあえて打ち合って勝利を収めた。

いわばパワフルなところを見せ、これまでの田中のイメージを過去2戦に於いてはいい意味で覆した。一転、ゴンサレスに迎えるにあたって掲げたテーマは「スピード」だ。田中は「スピードのある選手にスピードで上回って必ずKOで勝ちたい」と予告。「(パワーとスピードを)うまく使い分けたい」とも語り、本来の武器であるスピードと、この2試合で培ったパワフルなアタックを融合させてKO狙うつもりのようである。

チャンピオンのミット打ちは疲労のピークでも相変わらず速かったそうである。

19日はシャドー、ミットとも各1ラウンドを披露しただけで公開練習を終了し甲子園で準決勝進出を決めた母校、中京学院大中京高(岐阜)の活躍に「ありきたりだけど、オレもがんばろうと思った」と。

イメージ通りの戦いでチャンピオンがV2戦を飾ることができる事を期待したいと思います。

ワイルドビートボクシングスポーツジム 大阪|豊中

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