リング誌PFPランキングに井上尚弥選手が4位から3位に上昇

 

 最新のパウンド・フォー・パウンド・ランキングをホームページ上で米老舗ボクシング雑誌「リング」は16日、発表。WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥選手が前回の4位から3位にランクアップした。

井上選手は11月7日にさいたまスーパー―アリーナで行われたWBSSバンタム級決勝でWBAスーパー王者だったノニト・ドネア(比)に判定勝ちをし、そして苦しみながら勝利した試合を評価され、世界的に権威のある同誌PFPランキングで初のトップ3入りとなった。

 リング電子版によると、WBOウェルター級王者テレンス・クロフォード(米)を3位にとどめるか井上を3位に上げるかで、ランキングを決めるパネリストの間で大いに議論が交わされと言われている。

現WBOウェルター級王者クロフォードのここ数試合の対戦相手、パフォーマンスを評価しない声もあった。総合的な議論の結果、この1年半でバンタム級の新旧王者であるジェイミー・マクドネル(英)、フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)、エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、ドネアに立て続けに強豪に勝利してきた井上がクロフォードを抜いて3位になった理由のようである。

 井上を3位どころか1位に推す声がある一方で、井上を4位にとどめるとの意見の一つは、直近の5試合で2敗しているベテランのドネア相手に苦戦したというもの。「彼はこの戦いから多くのものを学ぶことになる」と才能を認めつつも、まだトップ3は早いのでは・・・という声も上がっていたようである。

そしてランキングは以下のようになった。

■リング誌PFPランキング
1 (メキシコ)サウル“カネロ”アルバレス
2 (ウクライナ)ワシル・ロマチェンコ
3 (大橋)井上尚弥
4 (米)テレンス・クロフォード
5 (ウクライナ)オレクサンデル・ウシク
6 (米)エロール・スペンスJr
7 (カザフスタン)ゲンナジー・ゴロフキン
8 (メキシコ)フアン・フランシスコ・エストラーダ
9 (ロシア)アルツール・ベテルビエフ
10 (比)マニー・パッキャオ

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