ライバル王者を語る田中恒成選手のS・フライ級参戦

フライ級を返上した田中恒成選手のターゲットとなるS・フライ級世界王者

WBC フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)

WBAスーパー ローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア)
WBO 井岡一翔(Reason大貴)
IBF ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)

──エストラーダアンカハスは?
田中 エストラーダは総合力。誰が相手でも対応する、うまい選手。一番評価は高めですけど、でも、そういう万能型だからこそ勝負のしようはいくらでもあると思っています。アンカハスはあんまり分からないです」

──2月29日のWBA王者カリド・ヤファイ戦はゴンサレスが勝ちましたね。
田中 試合はちらりと見たんですが、いわゆる強かった頃の強さが戻ったような印象がしました。ヤファイも大きかったですが、ロマゴンはコンビネーションの流れがすごくいいですよね。特別速いわけじゃないけど、対応するのが大変な回転。またその数が多い。まとめてくるので、あれ全部に対応するのは難しいな」

──井岡一翔選手はどうですか。

──WBO1位にいるわけで、路線としては最も現実的です。過去にスパーリングは一度だけやったことがあると聞きました。


田中 そうです。高校3年のインターハイの直前です。興國高校に合宿に行っていて、最後の日かな、俺だけ石原(英康)先生と一緒に(井岡ジムに)行ったんです。鼻血が出ました。4ラウンドやって。すげぇ強いなと思いました。だからその時の印象が今も残っているということではないんですが。


田中 井岡選手は守りと言うイメージが強いので、崩しにくさがある印象です。ただそれが(最近は)攻撃に力を入れてシフトしてきたので、そのぶん、守りの壁については崩しやすくなっているのではないかと。

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