カネロが近況と今後の見通しを語った

「2~3週間あれば試合できる」と2階級王者カネロ

 同国ボックス・アステカのフェイスブックを通じたインタビューでミドル級とS・ミドル級で3本のベルトを保持するパウンド・フォー・パウンド・キングのサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真)が次戦の見通しから引退時期まで幅広く語られている。

掲載内容については新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、カネロは「病院で戦うすべての医師、看護師、医療従事者は我々のヒーローであり、彼らに感謝したい」とまずは医療関係者に感謝のコメントをした。

5月に予定していたWBO・S・ミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英)との試合は流れる見込みで9月に元ミドル級3団体王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との第3戦は内定と報じられたが、まだ正式発表はない─というのが現在の状況だ。気になる次戦については「このような状況で次の試合の話は何もしていない」と前置きした上で、「私の中では9月に試合があると思っている。問題が収束すれば可能な日程だ。この1ヵ月で事態が好転することを望んでいる」との見通しを示した。

 また、対戦相手に関しては「彼らは法外なファイトマネーを求めてくる」と嘆き、「私たちは彼らと最善の取引をしようとしているが、彼らは栄光を求めるのではなくお金を求めてくる事、それは非論理的だ」とスーパースターならではの苦労も口にしているが先行きは不透明ながら、カネロはトレーニングを欠かさず続けていると強調。「私はフィジカルトレーニングをし、縄跳びを跳び、サンドバックを叩いてコンディションをキープしている。もしやれと言われたら、2~3週間で試合の準備ができるだろう」と自信を見せた。

シュガー・レイ・ロビンソンのスタイルを好み、モハメド・アリがアイドルだとも明かしたカネロ。歴史上のレジェンドに肩を並べようとしている29歳は「(引退は)私の体が教えてくれるだろう。36歳か37歳が引退するいい時期ではないか」と引退のタイミングにまでコメントしており引退後は大好きなゴルフを毎日プレーしたいそうだ。

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